ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーが、予選での速さを向上させる必要があると語った。
前戦ヨーロッパGPでは、ザウバーが2台とも予選で苦戦。しかしレースでは、小林可夢偉が力強い走りで7位に入っていた。チームメートのペドロ・デ・ラ・ロサは、レース後に受けたペナルティーで順位を落としたものの、10番手でチェッカーフラッグを受けた。
「チームにとって最大の疑問点は、なぜレースで速くて、予選ではあまりにも遅いのかという点だ」
「エンジニアもドライバーも、なるべく早くこの問題を解決する必要がある」とザウバー代表は『SonntagsBlick(ゾンタークスブリック)』のコラムで書いている。
ザウバー代表によると、ザウバーの2010年型車C29は、「大きな可能性」を秘めているものの、「うまく機能する範囲が非常に狭い」とのことだ。
ザウバーはヨーロッパGPに新しい空力パッケージを投入していたが、デ・ラ・ロサは今週末のイギリスGPの方がC29に向いていると考えており、次のように期待を込めて語った。
「イギリスGPをとても楽しみにしているよ」