ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、今後数年で引退する意向が変わっていないと明かした。
チーム創設者でもあるザウバー代表は、チームをBMWに売却後、事実上の隠退生活を送っていた。しかし、チームの前オーナーBMWがF1を撤退した際、チームの存続が危機的な状況になったため、ザウバー代表が再びF1の表舞台に出てきた。
ザウバー代表は『Le Matin(マタン)』紙とのインタビューで、チームを再建する一方で、再び妻とゴルフコースに戻ることに目を向けていると語った。
「私は常に70歳になってまでヘッドホンをつけてピットウォールに座っていたくないと言ってきた。用意はできているよ」
「しかし、少なくとも財政面でチームが安定するまではとどまるつもりだよ」と現在67歳のザウバーは語る。