ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーが、2010年シーズン残りの5戦でペドロ・デ・ラ・ロサを放出し、ニック・ハイドフェルドを起用した理由について説明した。
長年マクラーレンでテストドライバーを務めていたデ・ラ・ロサだが、今年はザウバーへ移籍し、レース復帰を果たしていた。デ・ラ・ロサは、予選ではチームメートの小林可夢偉と同じような結果を残したものの、可夢偉がこれまでに21ポイント獲得しているのに対し、デ・ラ・ロサは6ポイントしか獲得できていなかった。
そしてザウバーは、残りの5戦でデ・ラ・ロサに代わってハイドフェルドを起用することを決断。この決定についてザウバー代表は、次のように『Stuttgarter Zeitung(シュトゥットガルター・ツァイトゥング )』へ説明している。
「少し距離を置いて見てみると、2人(可夢偉とデ・ラ・ロサ)は同じようなレベルにいた。予選では7勝7敗だ。それがわれわれの問題なんだよ」
「このクルマに、実際はどれほどの力があるのか知るのが難しかった」