ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)の母国ドイツの『SID通信』が行ったアンケートで、70%のファンが2011年にシューマッハがF1のタイトルを獲得することはないと考えていることが明らかになった。
シューマッハは2006年に現役を引退したものの、2010年にメルセデスGPで現役復帰を果たした。しかし、シューマッハが期待されていたような活躍をすることはなく、チームメートであるニコ・ロズベルグには70ポイントもの大差をつけられてシーズンを終えていた。
自身も一度引退し、その後、現役に復帰してチャンピオンになった経験があるニキ・ラウダは、『El Pais(エル・パイス)』へこう話している。
「マイケル(シューマッハ)は、慣れることに苦しんだ。それに加え彼は、自分がシューマッハに勝てるということを証明したがっている、多くの若者を相手にしなければいけなかった。とても速いロズベルグもそのうちの1人だ」
「2010年は、彼(シューマッハ)にとって練習の1年だったんだよ。初めは、レースに勝つのは難しいものの、彼が復調するのに4レースもかからないと思っていた。だが、以前よりも厳しくなっているようだ」
「いずれにしろ、彼がやらなければならないことをできるのは、彼自身だけだ」