F1を去り、アメリカのNASCARに参戦しているファン・パブロ・モントーヤが、F1へ復帰する可能性はないと語った。
モントーヤは2001年にウィリアムズでF1にデビュー。その後、2005年にはマクラーレンへ移籍したものの、苦戦が続いていた2006年シーズン途中にマクラーレンを離脱し、以前アメリカでレース活動を行っていた際に所属したチップ・ガナッシからのNASCAR参戦を開始した。
「F1に戻るべきだと言ってくる人もいるけど、僕は今の自分に満足している」
「現段階では、僕がほかの道を選ぶ可能性がないことは明らかだよ」とのモントーヤのコメントを『prensa.com』が報じた。
さらにモントーヤは、F1よりもNACARの方が「楽しい」と話している。
「今年の最終戦を見たけど、毎回あんな感じなんだよ。ほかのクルマよりも1秒速いクルマがいるけど、抜くことはできないんだ」
「みんなサーキットの問題だといっているけど、F1はずっと変わっていない」とモントーヤは加えた。
また、2010年のF1チャンピオンになったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、タイトルにふさわしいともモントーヤは語る。
「彼には才能があるよ。タイトルを逃すため、あらゆる手を尽くした感じもあったけどね」
「彼とチームがたくさんのミスを重ねたことで、彼らにとってはとても難しい状況になった。でも、最速のドライバーとクルマが勝ったと思う」