ヒスパニアの株式売却ニュース、驚きの真相は?

2010年12月29日(水)
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スペインのウェブサイト『motor21.com』は、ヒスパニア・レーシング(HRT)の株式40%をサンタンデール銀行が取得したなどと報じていたが、これはジョーク記事であったことが明らかになった。

『motor21.com』は、サンタンデールがHRTの株式を取得し、その発表と同時に、スペイン出身のペドロ・デ・ラ・ロサが2011年のメインドライバーになることも発表されると報じていた。さらに『motor21.com』は、トヨタとHRTの技術提携に向けた交渉が再開する可能性もあるとも伝えた。

しかし、このニュースが掲載されたのは12月28日(火)だった。12月28日は、「サントス・イノセンテス」というスペインの祝日。これは、エイプリルフールのような日で、メディアがジョーク記事を掲載することも多い。

昨年にも『motor21.com』は12月28日に、元ルノーのネルソン・ピケJr.がカンポス(現HRT)と契約を結んだとするジョーク記事を掲載していた。

そして『motor21.com』は29日(水)、今回の報道は読者へ向けた毎年恒例の「いたずら」であることを認めた。

「サンタンデール銀行のヒスパニア買収が事実ではないことを認めます」との記事を『motor21.com』は掲載している。

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