ブルーノ・セナ、F1残留を確信できず

2010年12月14日(火)
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F1の2011年シーズン開幕まで3ヶ月をきったが、ブルーノ・セナ(ヒスパニア・レーシング)は自身が来年もF1に残留できるのか確信が持てないと認めた。

セナは今シーズン、ヒスパニア・レーシング(HRT)でF1デビューを果たしたものの、チームの競争力が高くなかったこともあり、苦戦を強いられていた。

当初、セナはより競争力の高いチーム・ロータスへ移籍する可能性があると報じられていた。しかしチーム・ロータスは、今季ドライバーであるヤルノ・トゥルーリとヘイキ・コバライネンの残留を決めている。

『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』によると、セナは「契約寸前までいったものの、交渉は決裂した」ようだ。

2011年の見通しについて質問されたセナは、こう答えている。

「確実なものは何もないよ」

「まだ交渉を続けているけど、空きシートを見つけるのは簡単じゃない」

どのチームと交渉しているのか質問されると、セナは「空きシートがあるチームだよ」としか答えなかった。

現状では、HRT、ロータス・ルノーGP、ヴァージン、フォース・インディアがまだドライバーを発表しておらず、トロ・ロッソでは現ドライバーが残留するとみられるものの、エントリーリストではドライバー名が空欄になっていた。

しかしセナは、HRTでは自分の才能を証明することができないと語る。

「今シーズンはとても厳しかったし、僕に何ができるのか見せることができなかった」とセナは述べている。

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