ヒスパニア・レーシング(HRT)が、2012年からフェラーリエンジンを搭載する可能性があるようだ。
HRTは2010年、コスワースエンジンを搭載してF1にデビュー。2011年もコスワースエンジンを搭載する予定になっている。だが、スペインの銀行サンタンデールがHRTの株式40%を取得したと報じた『motor21.com』によると、2011年シーズンはHRTにとって「移行」の一年になり、それには2012年からフェラーリエンジンを搭載する交渉も含まれているという。
サンタンデールは、フェラーリのスポンサーにもなっている銀行だ。
2010年には、HRTのほかにも、ウィリアムズ、ロータス、ヴァージンがコスワースエンジンを搭載。しかし、走行距離を重ねたエンジンのパフォーマンス低下が大きいという指摘があった。
ロータスは、コスワースとの契約を破棄し、2011年にはルノーエンジンを搭載することが決まっている。