各ドライバーのエンジン使用数=F1シンガポールGP開幕時点

2010年09月22日(水)
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F1の公式ウェブサイトで、各ドライバーのエンジン使用数が公開されている。

2010年のF1では、各ドライバーが1年に使用できるエンジンは8基までに制限されており、9基以上のエンジンを使用した場合は、1基追加するごとに10グリッド降格のペナルティーを受ける。

すでに、ベルギーGPでザウバーのペドロ・デ・ラ・ロサが9基目のエンジンを使用し、グリッド降格のペナルティーを受けていた。

デ・ラ・ロサはすでにザウバーを離脱しているが、ニック・ハイドフェルドがデ・ラ・ロサの後任になっているため、エンジンに関する状況も、デ・ラ・ロサのものを引き継ぐことになり、ハイドフェルドが新品エンジンを投入した場合、グリッド降格のペナルティーを受けることになる。

多くのドライバーが7基のエンジンを使用している中、最も高い信頼性を見せているのはルノーエンジン。ルノーチームのロバート・クビサとビタリー・ペトロフ、そしてルノーエンジンを使用するレッドブルのマーク・ウェバーは、まだ6基のエンジンしか使用していない。

一方、厳しい状況になっているのがフェラーリ。フェラーリではフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサが、どちらも8基のエンジンを使用している。つまり、フェラーリにはグリッド降格なしで使用できる新品エンジンが残っていないことになる。

ほかにタイトルを争っているセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、マクラーレンのジェンソン・バトンとルイス・ハミルトンは、それぞれ7基のエンジンを使用している。

各ドライバーのエンジン使用数は以下のとおり。

・マクラーレン
ジェンソン・バトン 7基
ルイス・ハミルトン 7基

・メルセデスGP
ミハエル・シューマッハ 7基
ニコ・ロズベルグ 7基

・レッドブル
セバスチャン・ベッテル 7基
マーク・ウェバー 6基

・フェラーリ
フェリペ・マッサ 8基
フェルナンド・アロンソ 8基

・ウィリアムズ
ルーベンス・バリチェロ 6基
ニコ・ヒュルケンベルグ 7基

・ルノー
ロバート・クビサ 6基
ビタリー・ペトロフ 6基

・フォース・インディア
エイドリアン・スーティル 7基
ビタントニオ・リウッツィ 7基

・トロ・ロッソ
セバスチャン・ブエミ 7基
ハイメ・アルグエルスアリ 7基

・ロータス
ヤルノ・トゥルーリ 7基
ヘイキ・コバライネン 7基

・ヒスパニア・レーシング
山本左近 7基 カルン・チャンドックから引き継ぎ
ブルーノ・セナ 7基

・ザウバー
ニック・ハイドフェルド 9基 ペドロ・デ・ラ・ロサから引き継ぎ
小林可夢偉 7基

・ヴァージン
ティモ・グロック 7基
ルーカス・ディ・グラッシ 7基

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