レッドブル、2011年F1マシンは正常進化版

2010年12月29日(水)
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レッドブルの2011年型車RB7は、過去2年のF1を席巻したレッドブルのF1マシンを正常進化させたものになるようだ。

2009年にレッドブルがF1を戦ったRB5は、最終的にタイトルを獲得したブラウンGP(現メルセデスGP)のクルマよりも速さを見せていた。そして、レッドブルのデザイナーであるエイドリアン・ニューイは、2010年シーズンに向け、さらに速さを磨いたRB6を設計。RB6はレッドブルにコンストラクターズ、ドライバーズ両選手権の制覇という最高な結果をもたらした。

『laola1.at』は、RB7について次のように語るニューイのコメントを伝えている。

「現在のシリーズをさらに進化させたものになる。クルマのDNAは変わらないよ」

「RB6は基本的に、その前のクルマを進化させたものだった。1つステップアップしたんだよ」

あまりの速さに、ライバルチームからはレギュレーションに違反しているとの指摘が続いたレッドブルRB6。来シーズンもライバルはレッドブルのレギュレーション違反を指摘し続けることになるのか質問されると、ニューイはこう笑った。

「そう願うよ!」

「われわれがいい働きをしたという意味でもあるからね。F1で頭1つ抜け出ると、みんなズルをしていると考えるものだ」

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