レッドブルの2011年型車RB7は、過去2年のF1を席巻したレッドブルのF1マシンを正常進化させたものになるようだ。
2009年にレッドブルがF1を戦ったRB5は、最終的にタイトルを獲得したブラウンGP(現メルセデスGP)のクルマよりも速さを見せていた。そして、レッドブルのデザイナーであるエイドリアン・ニューイは、2010年シーズンに向け、さらに速さを磨いたRB6を設計。RB6はレッドブルにコンストラクターズ、ドライバーズ両選手権の制覇という最高な結果をもたらした。
『laola1.at』は、RB7について次のように語るニューイのコメントを伝えている。
「現在のシリーズをさらに進化させたものになる。クルマのDNAは変わらないよ」
「RB6は基本的に、その前のクルマを進化させたものだった。1つステップアップしたんだよ」
あまりの速さに、ライバルチームからはレギュレーションに違反しているとの指摘が続いたレッドブルRB6。来シーズンもライバルはレッドブルのレギュレーション違反を指摘し続けることになるのか質問されると、ニューイはこう笑った。
「そう願うよ!」
「われわれがいい働きをしたという意味でもあるからね。F1で頭1つ抜け出ると、みんなズルをしていると考えるものだ」