F1 デビューもうわさされるダニエル・リチャルド、レッドブルの決断を待つ

2010年11月26日(金)
F1 デビューもうわさされるダニエル・リチャルド、レッドブルの決断を待つ thumbnail

2011年にF1デビューを果たすのではないかと注目が集まっているダニエル・リチャルド。母国オーストラリアに帰国したものの、いまだ2011年の活動は決まっていない。

レッドブルの育成ドライバーであるリチャルドは、レッドブルから参加したF1の若手テストで素晴らしいパフォーマンスを見せた。アブダビでの若手テスト直後から、リチャルドの2011年F1デビューがささやかれており、レッドブルの兄弟チームであるトロ・ロッソに、現ドライバーであるセバスチャン・ブエミと交代で加入するとのうわさもある。

このほかにも、可能性は高くないとみられるが、2011年にレッドブルからF1デビューすることや、来季はレッドブルのギアボックスを使用することが決まっているロータスへの加入もうわさされている。

しかし、リチャルド本人はF1の公式ウェブサイトへ、「今のところ、何も話すことがないよ」とコメントした。

リチャルドによると、レッドブルのドライバー育成プログラムの責任者ヘルムート・マルコが、リチャルドの将来を決めるという。

「僕の準備はできているんだけど、気分はいいよ」

「ヘルムート次第なんだ。僕にできるのは、彼が2011年の僕の居場所を見つけてくれるよう願いながら、待つことだけだよ」

アブダビでのテストでは、F1界を驚かせたリチャルドだが、ストイックなことで知られるマルコを喜ばせるのは難しいようだ。

「ワオ、セバスチャン(ベッテル)やマーク(ウェバー/ともにレッドブル)よりも速いぞ、なんて彼は言わなかったよ。ただ、よくやったって言うだけだった」とリチャルドは笑っていた。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧