ミハエル・シューマッハ不調の原因はシミュレーター?

2010年12月31日(金)
ミハエル・シューマッハ不調の原因はシミュレーター? thumbnail

ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が2010年に活躍できなかったのは、最先端のシミュレーターがなかったことも影響している。

こう語ったのは、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウン。もしマクラーレンやフェラーリのようなシミュレーターがあれば、現役復帰したシューマッハがF1に再び適応するのに役立ったか『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に質問され、ブラウンはこう答えた。

「おそらくね」

「彼は、タイヤの反応について、より多く取り組むことができただろう。われわれがトップレベルのシミュレーターを持っていなかったことが、われわれの助けにならなかったことは確かだ」

ブラウンによると、現在チーム本拠地のブラックリーで新シミュレーターを建設中とのことだが、「2012年まで完全に稼働することはない」ようだ。

「その面を冬の間に大きく進歩させる必要がある。こういった技術は、お金で買えるようなものではない」ともブラウンは加えた。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧