レース・オブ・チャンピオンズ、2010年の優勝は初参加のフィリペ・アルバカーキ

2010年11月29日(月)
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ドイツで28日(日)、レース・オブ・チャンピオンズ(RoC)が開催され、初参加のフィリペ・アルバカーキが優勝した。

RoCは、各レースカテゴリーのトップドライバーやトップライダーを集めて行われるイベントで、毎年豪華なメンバーが参加することから、非常に人気の高いイベントだ。

今年は、F1の最年少王者に輝いたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、元F1王者のミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、2004年にRoCで優勝して話題になったヘイキ・コバライネン(ロータス)などの現役F1ドライバーに混ざり、4度F1チャンピオンになったアラン・プロストも参加。

このほかにも、WRC(世界ラリー選手権)で前人未到の7連覇を達成したセバスチャン・ローブや、ル・マン24時間で史上最多となる8回の総合優勝を果たしているトム・クリステンセン、2輪で何度もチャンピオンになっているミック・ドゥーハンが参戦した。

また、NASCARの人気ドライバー、カール・エドワーズ、モトクロスやラリーで活躍し、Xゲームでの優勝経験もあるトラビス・パストラーナが参加するなど、幅広いカテゴリーからメンバーが集まった。

そんな中、今年はイタリアのGT選手権に参戦していたアルバカーキが、準決勝でベッテル、決勝でローブを下して優勝。初参加にもかかわらず、RoC制覇を達成した。

アルバカーキは、次のような喜びのコメントを残している。

「初めて参加して優勝するなんて信じられないよ。これ以上望むことはないね。(F1の)世界選手権を獲得したばかりのベッテルを含め、偉大なドライバーたちを相手に優勝できるなんて素晴らしいよ」

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