ベッテル「シューマッハの話題は消え去る」

2010年01月01日(金)
ベッテル「シューマッハの話題は消え去る」 thumbnail

現在のF1界では、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が話題を独占しているが、2010年シーズンが開幕すれば、この状況も変わるとセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は考えている。

シューマッハのメルセデスGPからの現役復帰が現実味を帯びてきたころから、F1界ではシューマッハが話題の中心になっていた。

ベッテルは、シューマッハの復帰がF1にとって前向きなことだと認めつつ、シーズンが開幕してパドックが「もっと重要なこと」に集中すれば、現在のような状況も変わると語った。

「彼の復帰はF1にとっていいことだよ。今はこれが話題の中心だし、世界中で彼のことが話題になっている」

「でも、エンジンがスタートして新シーズンが始まれば、集中すべきもっと重要なことが出てくるはずだよ」とベッテルは『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙へ語っている。

シューマッハは2009年シーズン中にもフェラーリから現役復帰を試みていたが、そのときは首のケガが完治していないために断念していた。

そのこともあり、ベッテルはシューマッハが復帰を発表したことに驚いていたようだが、シューマッハの首は完治しているとして、次のように話している。

「彼にとっては、簡単なことではなかっただろうね」

「でも、彼を見れば分かるけど、彼は今でも最高のコンディションになっている。いろいろな活動をしているしね」

「当然、クルマのパフォーマンスによって左右される部分が大きくなる。まあ、どうなるのかは、とりあえずバーレーンGPまで待ってみようよ」

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧