ヒスパニア・レーシング(HRT)は2011年に向け、複数のドライバーと交渉を進めているようだ。
F1デビューシーズンとなった2010年には、ブルーノ・セナ、カルン・チャンドック、山本左近、クリスチャン・クリエンという4人のドライバーを走らせたHRT。いまだ2011年ドライバーを1人も発表していないが、チームオーナーであるホセ・ラモン・カラバンテは、「5、6人」のドライバーと交渉していると『Radio Marca(ラジオ・マルカ)』へ語った。
HRTはスペインのチームだが、ドライバー候補の中にスペイン人は含まれているのかと質問されたカラバンテは、「おそらくね」とも答えている。
また、『Autosport(オートスポーツ)』は『Marca(マルカ)』紙の報道として、次のようなカラバンテのコメントを伝えた。
「何が最良な選択肢なのか見極めているところなので、1月まで何も発表はしない。さまざまな可能性があるが、クルマと同様、最も信頼性の高いドライバーを選びたい」