ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、2011年のザウバーチームが今シーズンよりも豊富な予算で戦えると自信を見せた。
昨年までチームオーナーだったBMWがF1から撤退し、チームの存続も危ぶまれたが、急きょザウバー代表がチーム代表に復帰し、ザウバーチームが消滅するという最悪の事態は避けられた。
しかし、ザウバーは大きなスポンサーを獲得できておらず、クルマにスポンサーのロゴが少ないことからも、スポンサーが不足している現状がうかがえる。
だがザウバーチームは、メキシコの大富豪カルロス・スリムが所有するテルメックス社と交渉を行っているともうわさされている。ザウバー代表も来季のスポンサーについては自信を見せており、『Autosport(オートスポーツ)』へ次のように語っていた。
「来年のわれわれは、戦えるレベルになるはずだ」
「新しいパートナーを獲得できる可能性は十分にあり、われわれも懸命に取り組んでいる」
「来年のクルマは、もっと色が増えるはずだ。どんな色が基調になるのか分からないがね。スポンサー次第だよ」