ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーが、近い将来に引退する意向を再び示した。
ザウバーチームの前オーナーBMWが昨年にF1から撤退したため、チーム創設者のザウバーが急きょチーム代表に復帰し、独立系チームとしてザウバーチームを存続させた。
しかし66歳のザウバーは、ドイツGPが行われているホッケンハイムで、『Blick(ブリック)』紙へこう語った。
「70歳になってもピットウォールにいることはない。正直に言うと、66歳でここにいるなんて想像もしていなかった」
ザウバーの引退へ向けた引き継ぎに関する動きは進んでおり、23日(金)にはチームのマネジングディレクターであるモニシャ・カルテンボーンが、女性としては初めて統括団体FIA(国際自動車連盟)の公式記者会見に出席した。