2010年F1ブラジルGPレースレポート

2010年11月08日(月)
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2010年F1第18戦ブラジルGPが11月7日(日)、インテルラゴス・サーキット(1周/4.309km)で3日目を迎え、現地時間14時(日本時間25時)から決勝が行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が優勝した。

レース開始時の天候は晴れ、気温24℃、路面温度は50℃。スタート直後、ポールポジションからスタートしたニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)が1コーナーでセバスチャン・ベッテル(レッドブル)に抜かれ、2番手に後退。その後、ターン4ではマーク・ウェバー(レッドブル)にも抜かれ、3番手になった。

また、5番手スタートのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がルイス・ハミルトン(マクラーレン)を抜こうとするが、選手権トップのアロンソが無理に仕掛けることはなかった。しかし、2周目のターン4でハミルトンがふくらんでしまい、そのすきにアロンソがハミルトンを抜いて4番手に浮上した。

1-2になったレッドブル勢が3番手ヒュルケンベルグとの差を広げる中、アロンソはヒュルケンベルグをなかなか抜けずにいた。しかし7周目、ターン4の立ち上がりでアロンソがヒュルケンベルグに並びかけ、ターン6で抜いた。

ヒュルケンベルグのペースが上がらず、ヒュルケンベルグの後ろには非常に長い隊列ができている。しかし、ヒュルケンベルグは巧みなライン取りでハミルトンをブロック。ハミルトンはチーム無線で「グリップがない」と伝えていることもあり、ヒュルケンベルグを抜けないまま周回を重ねていった。

ヒュルケンベルグは14周目終了時にピットイン。これでハミルトンの前がひらけた。ヒュルケンベルグは、すでにピットインを終えているジェンソン・バトン(マクラーレン)の後ろ、14番手でコースへ復帰。また、上位勢で数台がピットインしたこともあり、まだピットインしていない小林可夢偉(ザウバー)が8番手に浮上した。

その後、可夢偉の前を走るクルマが次々にピットインし、可夢偉は5番手まで浮上。多くのクルマがソフト側のタイヤでスタートする中、可夢偉はハード側のタイヤでスタートしていた。

24周目終了時にアロンソがピットへ。アロンソは3番手のままコースへ復帰した。次の周にはベッテル、さらにその翌周にウェバーがピットインしたが、トップ3の順位が入れ替わることはなかった。また、可夢偉はハミルトンに抜かれ、6番手に後退した。

しかし、26周目終了時に4番手のニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)がピットへ入り、可夢偉は5番手に。だがその後、可夢偉はバトンに抜かれて6番手に後退。その後、可夢偉はロズベルグにも抜かれ、7番にまで後退した。

また、ウェバーがファステストラップを更新しつつ、ベッテルとの差を少しずつつめている。周回遅れの処理も関係し、44周目終了時には、ベッテルとウェバーの差が2秒以下に。次の周には1.5秒にまで縮まった。

48周目終了時に可夢偉がピットイン。マッサの後ろ、15番手でコースへ復帰した。50周目、ビタントニオ・リウッツィ(フォース・インディア)がターン2でクラッシュ。これによってセーフティカーが導入された。このタイミングで、すでにピットインを終えていた中団グループでも複数のクルマがピットイン。これで可夢偉は12番手に浮上している。

56周目からレースは再開。再開直後の1コーナーで、可夢偉はセバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)を抜いて11番手に浮上。また、ベッテルはファステストラップを連発しながらウェバーとの差を一気に広げ、61周目終了時には5秒差にまでタイム差が広がった。

残り10周をきったあたりから、アロンソとハミルトンがファステストラップを連発。先頭を走るレッドブル勢との差をつめていった。また、可夢偉がハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)を抜き、10番手に。可夢偉がポイント圏内に入ってきた。

トップでは、そのままベッテルが優勝し、ウェバーが2位に入ってレッドブルの1-2に。これでレッドブルは初のコンストラクターズ選手権制覇を確定させた。しかし、アロンソのチャンピオンは確定せず、2010年のドライバーズ選手権王者は、最終戦アブダビGPで決定することになった。

また、可夢偉は9番手ロバート・クビサ(ルノー)との差をコンマ4秒までつめたものの、結局は抜けず、10位でレースを終えた。

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