武装した強盗による被害が報告されたブラジルGP。治安に大きな懸念があることから、現在の開催地インテルラゴスでのレースは今年が最後になるとのうわさも出ている。
ブラジルGPでは、以前から治安の悪さが懸念されていた。今年は、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がマシンガンで武装した強盗に襲撃されそうになったが、間一髪のところで難を逃れている。
また、ザウバーのスタッフもマシンガンを持った強盗に襲撃された。こちらは、実際にブリーフケースが強奪されたことをチーム側が認めている。
このほかにも、F1の運営団体FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)の職員も強盗の被害にあったとみられる。そして数年前には、当時F1に参戦していたトヨタ関係者も銃で武装した集団に遭遇していた。
こういった治安の問題があることから、今後はインテルラゴスでF1が開催されなくなるとのうわさが出始めている。