ウィリアムズは28日(水)に、フライホイール式KERS(運動エネルギー回生システム)を開発している会社の株式を買い増ししたことを発表した。
リリースによると、われわれは、2月にFOTA(フォーミュラ1・チームズ・アソシエーション)がこの運動エネルギー回生システムを使用しないことを紳士協定で決めたが、このシステムをニュルブルクリンクの耐久レースでポルシェ911 GT3 R ハイブリッド・ロード・カーに搭載することしたという。
5月のデビューを前に、先週の金曜日(23日)にニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)がポルシェを走らせた。ヒュルケンベルグは「魅力的な技術」だと称賛している。
また、ウィリアムズは、タタ・モータースポーツのジャガー・ランド・ローバーのためにもシステムを開発している。それは、バスや電車、船、風力発電に利用できるようだ。
グローブに拠点を置くウィリアムズは、2008年にイギリスのオートモーティブ・ハイブリッド・パワー社の株式を40%買っていた。今回78%まで株式を買い増し、社名をウィリアムズ・ハイブリッド・パワーに変更したことを発表した。