すでにウィリアムズ離脱が決定しているニコ・ヒュルケンベルグが、2011年にフェラーリへ加入し、フェリペ・マッサがフェラーリを去るとのうわさをイタリアのメディアが伝えている。
『La Stampa(ラ・スタンパ)』紙によると、このうわさはフェラーリ内から出てきたものであるようだ。マッサは、すでに来年の契約をフェラーリと結んでいるが、今年は思うように活躍できずにいた。
また、ヒュルケンベルグのマネジャーは、長年ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のマネジャーを務めてきたウィリー・ウェバー。シューマッハはフェラーリ在籍時、フェラーリと密接な関係を築いており、ウェバーとフェラーリの関係も密接なものになった。
しかし、フェラーリ内からは、マッサの地位は不動だとする意見も聞こえているという。
『La Stampa(ラ・スタンパ)』紙も、今回のうわさは、ドライバー市場にヒュルケンベルグの名を広めるため、ウェバーが作り出したものだという可能性もあると伝えている。
『La Stampa(ラ・スタンパ)』紙のほかにも、同じくイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』が、ヒュルケンベルグのフェラーリ入りのうわさを報じている。