フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長が、フェラーリのF1ドライバーであるフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサの今シーズンのパフォーマンスを採点した。
まずモンテゼモーロは、今年フェラーリに加入したばかりであるものの、最終戦までタイトル争いを繰り広げたアロンソについて、次のように語った。
「アロンソは9.5点だ。彼は(タイトルを)勝ち取れなかったが、結果、キャラクター、そしてチームとの関係という観点から(この点数を)つけた」
そしてマッサについて、モンテゼモーロはジョークまじりに評価を下した。
「マッサは7点以下だ。なぜかうちには、ドライバーの兄弟がシーズン中に登場するという問題があるんだよ」
「シューマッハ(ミハエル・シューマッハ/現メルセデスGP)やライコネン(キミ・ライコネン)もそうだったし、今年はマッサだった。シーズン中盤にフェリペは疲れてしまい、家に帰って弟に走らせていたんだ」
「彼は7-(マイナス)という点数だが、来年は復活すると約束してくれた」
また、フェラーリチームをモンテゼモーロは「8点だ。勝利していなければ、満点を得ることはできない。だが、献身的な姿勢と決意を見ることができ、素晴らしい1年だった」と評価している。