フェラーリ、フェリペ・マッサに「最後通告」？

2010年10月12日（火）

フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長が、フェラーリのドライバーであるフェリペ・マッサに対し、「最後通告」を言い渡したと報じられている。

2010年いっぱいで解雇されるとのうわさも出る中で迎えた日本GP、マッサは予選でQ3進出を逃すと、決勝でも1コーナーでクラッシュしてリタイアとなった。

日本GP開幕前にモンテゼモーロは、今もチャンピオンになる可能性を残しているフェルナンド・アロンソ（フェラーリ）のため、マッサが「ライバルからポイントを奪う」ことを「忍耐強く待っていた」とのコメントを残している。

そしてレース直後にモンテゼモーロは、次のように語った。

「今シーズン残りの3戦で、フェリペがみんなを驚かせてくれると確信している」

「最悪な1日を過ごした彼は、できる限りの手を尽くして勝利を目指してくれるだろう」

さらにモンテゼモーロは、「フェリペがリタイアを強いられたため」、フェラーリがコンストラクターズ選手権を勝ち取る可能性が「打撃を受けた」と加えた。

こういった状況について『La Razon（ラ・ラソン）』紙は、マッサに「イタリア式の最後通告」が言い渡されたと伝えている。

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