日本GPで14番手スタートながら7位に入賞する大活躍を見せた小林可夢偉(ザウバー)が、週末の間に可夢偉を応援し続けたファンに対する、感謝の気持ちを述べた。
今回が母国レースである可夢偉には、日本のファンから大きな期待がかかっていた。可夢偉もプレッシャーは感じていたようで、公式ウェブサイトのレースレポートでこう振り返った。
「日本GPの週末は、いろいろな部分で変なプレッシャーもあったので、ポイントが獲(と)れてよかったです。おかげさまで決勝の後はだいぶリラックスできましたけど、けっこう大変な週末だったんです」
そして、決勝で可夢偉は14番手スタートだったものの、周りのドライバーとは違う戦略を生かし、レース終盤にはライバルを次々に抜きながら、最終的には7位まで順位を上げた。しかし、途中で他車と接触する場面もあり、可夢偉本人もトラブルにつながらないか心配していたと語る。
「クルマのダメージもあったので、最後はとにかくクルマにトラブルが起きへんか心配でドキドキでした。チェッカーを受けたときはほんまにホッとしました」
最後に可夢偉は、日本GPで活躍できたのはファンの応援があったからだとして、ファンへ感謝している。
「この結果は応援してくださったファンのみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。これからの3レースもポイントを目指して頑張ります」