小林可夢偉のザウバー、日本企業からの支援を求める

2010年10月12日(火)
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小林可夢偉が所属するザウバーは、日本企業から支援を得られることを期待している。

初の母国レース日本GPに挑んだ可夢偉は、予選こそミスによって14番手に沈んだものの、決勝では次々に前を走るクルマを抜き去り、7位まで順位を上げた。

この可夢偉の走りには、世界中のモータースポーツファンが熱狂しただけではなく、各国のメディアも高く評価している。また、スタート直後にレースをリタイアしていたロバート・クビサ(ルノー)も、「僕の1日が救われた」と可夢偉の走りに魅了されたことを認めた。

『Autosport(オートスポーツ)』は、次のように日本からの支援が増えることを期待する、ザウバーのモニシャ・カルテンボーンCEOのコメントを掲載している。

「日本市場を味方につけるには、理想的な状況です。経済状況の厳しさ、特に日本が厳しい状態であることは理解しています。ただ、今回の(可夢偉の)パフォーマンスが、彼へのサポートの後押しになることを願っています」

ザウバーでは、シーズン開幕時からアンファー株式会社がヘアケアシャンプーのブランド「スカルプD」でスポンサーになっている。また、シーズン途中からはフィギュアなどを扱うグッドスマイルカンパニーが可夢偉のパーソナルスポンサーになった。

そして日本GPでは、スカルプDが支援を強化したほか、プラネックスグループのグループ企業であり、FX(店頭外国為替証拠金取引)事業を行う株式会社MJがザウバーを支援していた。

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