小林可夢偉、英オートスポーツ誌のルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞

2010年12月06日(月)
小林可夢偉、英オートスポーツ誌のルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞 thumbnail

小林可夢偉(ザウバー)が、イギリスの『Autosport(オートスポーツ)』誌が行ったファン投票でルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

今年のルーキー部門では、可夢偉のほかにもF1からビタリー・ペトロフ(ルノー)とニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)、GP2からジュール・ビアンキとサム・バード(ともにART)、F1からWRC(世界ラリー選手権)へ転向したキミ・ライコネン(シトロエン・ジュニアチーム)が候補者になっていた。

その中で可夢偉は、ブラジルGPでポールポジションを獲得したヒュルケンベルグや、2007年のF1チャンピオンであるライコネン、フェラーリの育成ドライバーであるビアンキらを抑えてルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。コース上で追い抜きを繰り返し、ファンを魅了した結果と言える。

『Autosport(オートスポーツ)』は、次のような可夢偉のコメントを伝えた。

「追い抜きのチャンスは常にあると思います」

「僕にとっては、普通なことなんですよ。レースは興奮するようなものであるべきなので、追い抜くときはさらに興奮しますね。抜くのは簡単ではないですし、F1では本当に難しいんですよ」

また、今年最高の追い抜きはどこでの追い抜きだったか質問された可夢偉は、「バレンシア(ヨーロッパGP)でアロンソ(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ)を抜いたのは素晴らしかったですね」と答えている。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧