F1 2013年の新エンジン規約に合意

2010年12月05日(日)
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F1最高権威のバーニー・エクレストンや重要なメーカーのフェラーリが抵抗しているにも関わらず、2013年からのF1新エンジンについての方針が推し進められている。

『BBC』によると、現在の8気筒エンジンから、燃費を規制した1.6リッター4気筒ターボエンジンに変更することを、FIA(国際自動車連盟)の世界モータースポーツ評議会がまもなく承認するという。

以前、重要なエンジンメーカーが、コスト面の問題からこの計画に反対していたと報じられていた。

しかし、『BBC Sport(BBCスポーツ)』は、FIAが次の金曜日(12月10日)に、新しいレギュレーションを発表する用意ができていると伝えている。さらに、フェラーリのスポークスマンは、発表されなければ「驚くだろう」と明かしている。

「合意されている。そして、発表された場合は、それに従って仕事をしなければならない」とスポークスマンは語った。

エクレストンは、まだ懸念していると認めている。

「われわれには、非常に良いエンジンがある。なぜ、何百万ポンドもコストがかかり、誰も望んでいないのに変えなければならないのか。さらに、ひとつのメーカーが大きなアドバンテージを得るようなことになりそうだ」とエクレストンはコメントしている。

しかし、エクレストンが懸念していることが現実にならないように、新しいレギュレーションには主にリソース制限について「抑制と均衡」が含まれていると報じられている。

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