F1でのチームオーダーについて話し合う会議が延期されていた。
F1を統括するFIA(国際自動車連盟)の中で、モータースポーツに関して最も大きな権限を持つ世界モータースポーツ評議会(WMSC)は先日、ドイツGPで順位を入れ替えたフェラーリの行為を、F1で禁止されているチームオーダーだと判断した。
WMSCは、フェラーリがチームの指示によって順位を入れ替えるチームオーダーを発令したと認定した一方、チームオーダー禁止ルールの見直しを行うとも発表していた。
これを受け、F1のレースディレクターでもあるチャーリー・ホワイティングが、シンガポールGPの際に各チームの首脳とミーティングを行う予定になっていた。しかし『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、このミーティングは延期になったようだ。
ホワイティングも「韓国GPまで延期した」と認めている。