フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、2010年がフェリペ・マッサにとってフェラーリで最後のシーズンになるのか明言することはなかった。
マッサとフェラーリの現在の契約は今年までになっているが、ドイツやブラジルのメディアが最近、間もなくフェラーリとマッサが2013年まで契約を延長すると報じていた。
しかしイタリアのメディアでは、ルノーのロバート・クビサが来年にフェラーリへ移籍し、マッサはシートを失う可能性があると報じられている。
だがモンテゼモーロはフェラーリの新市販モデル599GTOの発表会で、マッサとの契約を更新するのか明言することは避け、次のようにイタリアメディアへ語っていた。
「契約のことについての話を始めるのはやめようじゃないか。まだ選手権は始まったばかりだ」
「昨年の事故から完全に回復し、今では選手権をリードしているフェリペには満足している」
「そして、アロンソ(フェルナンド・アロンソ)についてもコースの内外で、彼の決意、楽観的な姿勢、そして高い集中力に満足している」
「彼ら2人にとても満足しているよ。そして日曜(18日)には、接近した戦いになるだろうが、競争力の高いフェラーリを見たいと思っている」