フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、同チームに所属するフェリペ・マッサが「ナンバー1ドライバー」だと語った。
今シーズンはタイトル獲得の可能性が絶望的になったマッサは、チームメートであるフェルナンド・アロンソのタイトル獲得をサポートしている。しかし6日(水)には、もし来年以降もアロンソのサポート役を続けなければならないのなら、「フェラーリで走るのをやめる」と『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』へ語っていた。
マッサがこう語る数日前、モンテゼモーロは「アロンソに集中するという決断が正しかったと証明された」とコメントし、「ライバルからポイントを奪う」ようマッサへ求めていた。
フェラーリによると、モンテゼモーロは日本GPへ向けた準備を進めるマッサやアロンソと電話で個別に話したという。そして、モンテゼモーロは次のようなコメントを残している。
「フェリペは、これまでも、これからも、フェラーリのナンバー1ドライバーだ」
「これからの4レースでも、タイヤが替わる来年も、彼には、ナンバー1ドライバーとしてのパフォーマンスを期待している。」
「それが来シーズンに勝利するには重要な要素になり、今シーズンのタイトルを獲得するため、ライバルからポイントを奪うことにもつながる」