ミシュラン、F1復帰が間もなく決定か

2010年04月02日(金)
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ミシュランが間もなくF1への復帰を正式に決定すると報じられている。

これは『Autosport(オートスポーツ)』が報じているもので、早ければ今月中にもF1復帰を発表する可能性もあるという。

現在F1では、ブリヂストンが単独タイヤサプライヤーとして全チームにタイヤを供給しているが、ブリヂストンは2010年限りでF1へのタイヤ供給を終了することをすでに発表している。

F1へタイヤを供給するには長い開発期間が必要になるものの、今のところ後任のサプライヤーは決まっておらず、入札すら始まっていない。

コスト面でのブリヂストンの負担を軽くすればブリヂストンがF1タイヤの供給を継続するのではないかとの意見もあったが、供給終了の意志が変わっていないことをブリヂストン側が明言していた。

『Autosport(オートスポーツ)』の報道によると、ミシュランが復帰した場合でも、統括団体FIA(国際自動車連盟)はミシュランを単独サプライヤーにはせず、F1でのタイヤ戦争を再開させる可能性もあるようだ。

ミシュランは2006年にF1を撤退しているが、これには2005年アメリカGPでミシュランタイヤを使う全チームが安全上の問題からフォーメーションラップでリタイアしたことや、FIAがタイヤのワンメイク化を進めたため、FIAとミシュランの政治的な対立が大きくなったことも影響していた。

F1を撤退した際にもミシュランは、競争の重要性を訴えており、ワンメイクではないことがF1復帰の条件になっている可能性はある。

ミシュランの他には、ハンコックやクムホがF1へのタイヤ供給を検討していると言われている。

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