フェラーリのステファノ・ドメニカリ(チーム代表)が、来年のF1タイヤサプライヤーはミシュランかピレリになるだろうと語った。
先週末のモナコでも来年のタイヤサプライヤーに関する話し合いが何度も行われたが、今季限りでの供給終了を発表しているブリヂストンの後継サプライヤーがまだ決定していないとドメニカリは明かした。
「もう1週間かかると思う。おそらく来週末になるだろう」とモナコで語るドメニカリのコメントを『Motorsport-Magazin.com』が掲載している。
エイボンも来年のF1タイヤ供給を提案していたが、チーム側はタイヤ供給終了という決断を考え直すようブリヂストンに要求したと最近に報じられていた。しかし、どちらのメーカーも来年のF1へタイヤを供給する可能性は低いようだ。ドメニカリがこう話している。
「可能性があるのは2つ。ミシュランとピレリだ」
また、F1チームが組織するFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)で技術面の責任者を務めているメルセデスGPのロス・ブラウン(チーム代表)は、ピレリが有力な候補であることを示唆していた。
「ピレリからいい提案を受けている。今、真剣に検討しているところだ」とブラウンはコメントした。