テクニカル・ワーキング・グループの会議で、2011年のタイヤ供給元を決めることはできなかった。
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、ピレリとミシュランが1チームにつき150万ユーロ(約1億7000万円)でのタイヤ供給を申し出ていると示唆されているが、ピレリがミシュランよりもリードしていると伝えている。
また、先日、ピレリの代表とF1最高権威のバーニー・エクレストンが会談していた。
一方、テクニカル・ワーキング・グループの会議では、2011年に向けて、新しいタイヤ供給元の議論やダブルディフューザーの禁止についての他に、テクニカル・レギュレーションの変更について話し合われたようだ。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、KERS(運動エネルギー回生システム)の復活は別として、エアロダイナミクスが注目されており、サイドポット前のボディワークとシャシーの下に流れる空気を整える整流補助の仕組みが禁止されると報じた。
また、フロントウイングはより小さくなり、リアウイングが調整可能になると予想されている。