ミシュラン、2011年F1タイヤサプライヤー決定の遅れを警告

2010年06月11日(金)
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トルコGPの際にミシュランのモータースポーツ責任者ニック・ショロックがチーム側とミーティングを行ったが、それ以降ミシュランは、チーム側から「何のフィードバックも」受けていないという。

トルコGP前にも、チーム側はピレリを2011年からのタイヤサプライヤーに決めるとされていたが、最後の妥協案をチーム側に提示するため、2週間前のトルコにショロックが送り込まれていた。

しかし、ピレリをタイヤサプライヤーにすることが、すでにほぼ決定しているとみられるものの、ショロックはミシュランが選ばれる可能性を否定せず、『AFP』通信へこう語った。

「われわれのオファーの詳細についてチーム側と話し合うため、2週間前にイスタンブールへ行って以来、何のフィードバックも受けていない。だが、ある程度の期待はしている」

「しかし、一貫して、いいパフォーマンスを発揮し、そして何よりも安全な製品を開発するためには、時間的なものが非常に厳しくなっている」

ピレリ側も、統括団体FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長も、すぐに2011年のタイヤサプライヤーが決定することはないと示唆していた。

しかしショロックは、次のように警告している。

「1、2週間のうちに十分な情報がない場合、すべての関係者にとって難しい状況になる」

「F1での私の経験から言うと、この時期には来年のクルマに向けて動き出している。6月や7月の段階で決まっていなければ、苦しむことになるだろう」

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