メルセデスのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグが、デビッド・クルサードには2010年にDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)へメルセデスから参戦する「大きな」チャンスがあると語った。
クスサードは最近、メルセデスのCクラスでDTMのテストに参加しており、先週末のオーストラリアGP中に契約をまとめられることを願っていると語っていた。
結局、オーストラリアGP中に契約をまとめることはできなかったようだが、マレーシアGPが行われるセパンでハウグと話す予定だとクルサードは明かしている。
一方のハウグも次のように『SID』通信へ語った。
「まだ契約にサインはされていないが、デビッドと私はマレーシアGP前に話をする」
「うまい道を見つけられるチャンスは大きいと思う」
クルサードは1996年から2004年までマクラーレン・メルセデスに在籍していた。その後レッドブルへ移籍し、クルサードは2008年に引退した。
今でもクルサードはアドバイザーとしてレッドブルに在籍し、『BBC』で解説者を務めながら全戦に帯同している。