メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグが、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のパフォーマンスに対する批判に反論した。
1991年にシューマッハへF1デビューのチャンスを与えていたエディ・ジョーダンは、F1に復帰するというシューマッハの決断が「大きな間違い」だったとして、『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』へこう語っている。
「自分より20歳も若い連中に対抗するのは、物理や医学の法則に反するものだ」
だがこれに対し、ハウグは次のように反論した。
「彼(シューマッハ)はわれわれがサポートする価値があり、チームにふさわしく、スピードも失っていない」
「われわれは彼のことを信頼している。ファンも同じだ」
シューマッハは今季のタイトル獲得をあきらめているが、今シーズンのパフォーマンスが極端に悪かったとは考えていない。
「自分にはとても満足しているよ」とシューマッハはコメントし、さらに続けた。
「僕たちはいくつかミスをしたし、そこは改善できる部分だね。でも、3年間引退していて41歳で復活できる人がたくさんいるとは思えないよ」