ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が今週に参加するGP2のテストは、F1復帰へ向けた「準備」である。メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者、ノルベルト・ハウグがこのように認めた。
ヘレスで行われるGP2のテストに参加するのは、F1のテスト禁止の抜け穴を利用していると報じられたことを受け、GP2シリーズとメルセデスGPが声明を発表した。
この声明の中で両者は、このテストが2011年から2013年にGP2で使用されるクルマの「開発テスト」であり、「さまざまなサスペンション・セットアップでの」データ収集、そして「新しいクラッチを含めた改良パーツ」を予定していると語った。
しかしハウグはこのテストを、シューマッハにとっての「準備」であると語っており、昨シーズン中にシューマッハが行っていた、2年前のフェラーリでのテストを例に挙げている。
GP2とメルセデスGPが発表した声明の中でも、一般には公開されない今回のテストによってシューマッハは、「広く待ち望まれているF1復帰へ向けた準備」の一環として、「モータースポーツでの走行距離を増やせる」としている。
またこの声明には、このテストはFIA(国際自動車連盟)とF1テスト委員会で許可を受けているものだとも書かれていた。
伝えられるところによると、バート・ナウハイムのスポーツ・クリニックからの医師がテストに同席するようだ。
2009年シーズン中には、首のケガが完治していないために復帰を断念していたシューマッハだが、現在はもうケガの影響はないと語っている。