メルセデス・ベンツは、今後もF1参戦を継続していくようだ。モータースポーツ責任者のノルベルト・ハウグが語っている。
昨年に両選手権を制したブラウンGPを買収し、フェラーリの黄金時代を築き上げたミハエル・シューマッハとロス・ブラウン(チーム代表)が再び手を組んでメルセデスのワークスチームであるメルセデスGPが誕生した。しかし、メルセデスGPは今季のタイトル獲得をあきらめており、来季へ向けた開発に集中しつつある。
期待されていたような結果を2010年に残すことは不可能になっているが、それでもハウグは、メルセデス・ベンツがF1を離れることはないと語る。
「われわれは大幅に予算を削減し、ほかの自動車メーカーが(F1を)去る中で、今でもF1にとどまっている」