最近にもバイクでサーキットを走ったミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)。しかし、メルセデス・ベンツは特に心配していないようだ。
ケルンの『Express(エクスプレス)』紙によると、シューマッハは今週にフランスのディジョン・プレノワ・サーキットを訪れ、自身が所有する190馬力のバイク、ホンダCBR1000ファイアーブレードを走らせたという。
この日は、シューマッハのほかにも、友人であるルカ・バドエル(フェラーリ/テストドライバー)やWRC(世界ラリー選手権)に参戦するセバスチャン・ローブも走っていたようだ。
シューマッハは昨年、バイク時のクラッシュで首を負傷していたため、F1復帰を断念したことがある。だがノルベルト・ハウグ(メルセデス・モータースポーツ副社長)は、同じようなことが起こる可能性を心配していないとして、次のように語った。
「ミハエルはリスクに対処できるし、われわれも同様だ」
『Express(エクスプレス)』はさらに、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンが今週、ノルウェーで趣味である釣りを楽しむため、4日間の休暇を取ったと報じている。