メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグが、メルセデスは2011年に4チームへエンジンを供給することを検討しているとの報道を否定した。
最近に行われたメルセデスの取締役会では、F1でのエンジン供給チームを増やすべきか話し合われていた。
メルセデスはすでに、ワークスチームであるメルセデスGPのほかにも、マクラーレンやフォース・インディアにもエンジンを供給。また、現在はルノーエンジンを搭載するレッドブルも、メルセデスエンジンの搭載を希望している。
しかし、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは先日、4チームへの供給には慎重になるべきだとして、否定的な意見を述べていた。
ハウグもブラウンと同様の意見を持っているようで、次のように語っている。
「その通りだ。それにおそらく来年は、KERS(運動エネルギー回生システム)も復活するだろう」
「まだ何も決まってはいないが、4チームへの供給は、非常に難しいだろう」