オーストラリアGP期間中のルイス・ハミルトン(マクラーレン)の行動やマーク・ウェバー(レッドブル)の言動が大きな波紋を呼んでいるが、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長が対応策を講じることになった。
ハミルトンは26日(金)にサーキットを後にする際、バーンアウトやドリフトを行ったとして地元の警察に捕まり、ウェバーはこの件についてオーストラリアには「過保護な面」があると批判していた。
これを受けて30日(火)の会議後、レースプロモーターであるロン・ウォーカーは、今後はトッドがグランプリ開催国の「慣行や慣習などを」チームに通達すると語った。
「その国で何をできるのか、訪れる国のルールや規則に関するリストになる」
「ホイールスピンをすることで、法律に違反していたり、問題になったりすると彼(ハミルトン)は認識していなかったと思う」
「彼らは今週マレーシアへ行くが、彼も向こうでは大きな拍手をもらえるだろう」とウォーカーは話している。