ルイス・ハミルトン(マクラーレン)は、過去のイメージのせいで過剰にアグレッシブなドライバーに見えている。F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長がこう語った。
スペインを訪れていたトッドは4日(火)、中国GPのピットレーンでセバスチャン・ベッテル(レッドブル)とバトルを展開したことなど、今シーズンこれまでにハミルトンが見せてきた走りについて質問された。
ハミルトンはスペインで非常に人気が低いが、トッドはこの質問に対し、ハミルトンは2007年のマクラーレンでの「アロンソとの関係により、他のドライバーよりも好ましくないイメージがついているのかもしれない」と答えた。
FIAはハミルトンを優遇しているのかとの質問には答えなかったトッドだが、次のようなコメントを残している。
「(中国の)ピットレーンでは、ハミルトンだけはなくベッテルもかかわっていた。彼の走りが他のドライバーと違うと言えるのか分からないが、決断を下すのはスチュワードだ」