デーモン・ヒルは、マクラーレンでチーム内バトルが巻き起こると予測していたが、レッドブル関係者も同じように考えているようだ。
「これまではくすぶっていただけだが、激しく燃え始めるよ」と1996年のチャンピオンであるヒルはコメントしていた。
また、マーク・ウェバー(レッドブル)が7日(水)、特にトルコGPでクラッシュしてからは、チームメートであるセバスチャン・ベッテルとの関係が最高なものにはなっていないと認めていた。
しかし、チャンピオン同士でチームメートになったルイス・ハミルトン(マクラーレン)とジェンソン・バトンは、今のところ、仲が悪くないように見える。
「ほんのささいなことで、彼らの関係が一気に悪化するだろう」
「そうなれば、彼らも仲良しではなくなるはずだ」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは予想する。
ここでホーナーが「仲良し」とコメントした背景には、最近マクラーレンやスポンサーが、ハミルトンとバトンが愛想よくさまざまなことを行っている動画を配信していることがある。
「彼らは、ごまかそうとして必死になっているんだと思うよ。あの2人は、お互いを相手にレースしている」とライバルであるマーク・ウェバー(レッドブル)は語り、こう続けた。
「彼らは、僕とセブ(セバスチャン・ベッテル/チームメート)が経験したような事故を経験してない。まだね」
「ルイスとジェンソンは常にトップで戦っているから、彼らが目指しているもの、そして2人ともどん欲なドライバーだってことを考えれば、そういったことが起きるのは避けられない」