ジェンソン・バトンとマーク・ウェバー、カルン・チャンドックから韓国の情報を入手

2010年10月19日(火)
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複数のF1ドライバーやエンジニアが、カルン・チャンドック(ヒスパニア・レーシング)に韓国GP開催サーキットの印象を聞いていたようだ。チャンドック本人が明かしている。

韓国GPの舞台になる韓国インターナショナル・サーキットは、建設工事が大幅に遅れたため、まだサーキット施設のすべてが完成しているわけではない。

しかし、コースや安全面にかかわる部分はギリギリで完成したため、統括団体FIA(国際自動車連盟)の認証は受けることができた。だが、F1開催前に予定されていたレースがすべてキャンセルになったことから、F1が同サーキットにとって初めてのレースとなる。

チャンドックは、先日にレッドブルが同サーキットで行ったデモ走行でドライバーを務めており、F1で同サーキットを走ったことのある唯一のドライバーということになる。

そのため、チャンピオン争いを繰り広げているマーク・ウェバー(レッドブル)や、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がチャンドックにサーキットの印象を聞いていたようだ。しかし、ほかのドライバーが聞きに来なかったことを不思議がり、チャンドックは『Reuters(ロイター)』へ次のように語っている。

「みんながもっと電話をかけてくると思ったんだけどね」

しかし、複数のチームのエンジニアや、チャンドックのチームメートであるブルーノ・セナも韓国の様子を聞いていたようだ。

「とてもいいシミュレーターを持っていて、自分たちのシミュレーターや、シミュレーション・ソフトに大きな自信を持っている人が多いんだね」

「ほかの何よりもシミュレーションを信用する傾向にある人がとても多いと思う」とチャンドックは加えた。

だが、ウェバーはチャンドックに韓国のことを聞いており、「彼は僕がどう思ったのか、サーキットがどんな感じだったのかとても知りたがっていたよ」とチャンドックは明かした。

また、チャンドックはバトンからも質問を受けたと語る。チャンドックは、バトンがコーナーで路面が傾いているのかも聞いてきたと明かしながら、次のように述べた。

「いろいろなことを話したし、彼は韓国のことをすごく知りたがっていた」

「実際に行かないと分からないものはあると思う。彼はそういったことを知りたがっていたんだよ」

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