ペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)は、ザウバーの新車C29が表彰台を狙えるクルマではないと語った。
3日間にわたって行われていたバレンシアテストでは、フェラーリがトップの座を譲らなかったが、ザウバーも速いペースを見せ、3日間すべてで2番手に入っていた。
しかし、ザウバーはスポンサー候補に対するアピールのため、燃料を少なくして走行していたとの憶測もある。
スペインのメディアから、2010年に表彰台を獲得できるか質問されたデ・ラ・ロサは、こう答えた。
「目指していくけど、あまり可能性は高くないよ。いいクルマはあるけど、チームはかなり小さい」
またデ・ラ・ロサは、ザウバーがフェラーリとタイトルを争っていくことはないとも語っている。
「彼らはみんなに強い印象を与えた」
「現実的にならないといけない。レースに勝つことではなく、落ち着いてできるだけ多くのポイントを獲得することが僕たちの目標だよ」
「フェラーリのほうが速いことは、大きな問題ではないよ。僕たちもいい位置に入るけど、彼らと戦っているわけではないからね」