ニック・ハイドフェルド(ザウバー)が、ザウバーでのシートを奪う形になったペドロ・デ・ラ・ロサに同情していると認めた。
ハイドフェルドは、メルセデスGPのリザーブドライバーとして2010年シーズンの開幕を迎えていた。その後、2011年からのF1タイヤサプライヤーであるピレリのテストドライバーに就任し、シンガポールGPからはザウバーでレース復帰を果たしている。
『Blick(ブリック)』紙のインタビューで、デ・ラ・ロサからシートを奪うことになり、申し訳なく思う気持ちもあるか質問されたハイドフェルドは、次のように答えた。
「もちろんだよ」
「ペドロは僕の友だちだからね」
「彼には時々会っている。僕たちは近くに住んでいるんだ。彼とは話をしたし、僕の状況について理解してくれている」
「僕にもチャンスをつかむ必要があって、“ペドロはいいヤツだから、僕は遠慮する”なんて言っていられないことを彼も分かっているよ」