14日(火)ザウバーは、ペドロ・デ・ラ・ロサがチームを離脱することを認めた。
ヒンウィルに拠点を置くザウバーは、次戦のシンガポールGPから、ニック・ハイドフェルドを起用することを発表した。
ハイドフェルドとの契約について、「シーズン終了まで」とザウバーのリリースに書かれている。
おそらく、ハイドフェルドは今週中にもう一度ピレリのタイヤテストに参加する。そして、ザウバーとの契約は17日(金)からのようだ。
「私にとって、難しい決定だった。そして、ペドロのプロ意識に感謝している」とチーム代表のペーター・ザウバーのコメントが掲載されている。
「ニックと契約したのは、われわれのクルマのポテンシャルを高めるための判断を助けてくれるドライバー。非常によく分かっているからだ」
7年もマクラーレンでテストドライバーを務め今季F1復帰を果たしながらも、シーズン中にシートを喪失したデ・ラ・ロサは、今回の決定に「驚いている」と語っている。
「しかし、それ(決定)を尊重している。残りのシーズンでの幸運を祈っているよ。2011年もF1にいるつもりだ」とデ・ラ・ロサが付け加えた。
リリースには、ピレリとハイドフェルトについての記載はないが、ハイドフェルドはピレリから去らなければならない。そして、デ・ラ・ロサが理想的な後継者である。