ザウバーのニック・ハイドフェルドが、アブダビGPを前にした心境を語った。
ニック・ハイドフェルド
「去年、一目見てアブダビのサーキットが気に入ったよ。多くの近代サーキットと同じように、追い抜きをできる長いストレートがある。それだけじゃなく、いい感じに曲がりくねった区間もあるし、ピットレーン出口のトンネルは、ほかにないものだね」
「2009年の初レースで僕は、5位といういい結果を残した。あのレースで獲得したポイントのおかげで、チームはコンストラクターズ選手権の順位を1つ上げたんだ」
「BMW(前チームオーナー)の撤退後、ペーター・ザウバー(チーム代表)のもとでチームがどうなるのか誰にも分からなかったから、とても感情的になるレースだった。レース後に彼は、F1マシンを僕にプレゼントしてくれたんだ。信じられなかったよ。まったく予想していなかったから、ここでまたお礼を言いたい」
「それに、このレースは日中に始まって夜に終わる。今年の韓国GPみたいなもんだね! 個人的には、プリンスのコンサートへ行くのがハイライトになるよ」