フェルナンド・アロンソ、レッドブルに平等性の維持を呼びかける

2010年11月09日(火)
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フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、ドライバーズ選手権を争うレッドブルに対し、ドライバーを平等に扱う姿勢を貫くよう呼びかけている。

フェラーリはシーズン中盤からアロンソを優先する姿勢を見せ、ドイツGPの際にはフェリペ・マッサ(フェラーリ)に対し、アロンソへ優勝を譲るよう指示していた。しかし、レッドブルはこれまで、2人のドライバーを平等に扱うとの姿勢を崩さずにきた。

だが、残り1戦となった段階で、選手権トップはアロンソ。2位につけるマーク・ウェバー(レッドブル)はアロンソから8ポイント差、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は3位につけ、アロンソとは15ポイント差になっている。

そのため、ブラジルGP同様にベッテルが優勝し、ウェバーが2位に入り、アロンソが3位になった場合は、アロンソがチャンピオンになってしまう。レッドブルのドライバーがチャンピオンになるには、アロンソが3位にいる限り、ウェバーが優勝し、ベッテルが2位になる必要がある。

こういった状況に追い込まれたレッドブルが、チームの戦略として、ウェバーをベッテルの前に出すことを検討しているとも報じられる中、アロンソは『El Pais(エル・パイス)』へ次のように語った。

「レッドブルはこの3ヶ月間、平等を訴えてきたんだから、その姿勢を貫くべきだよ」

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