F1の史上最年少チャンピオンに輝いたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)からは、まだお祝いの言葉をもらっていないと明かした。
最終戦を迎えた時点で、選手権トップはアロンソだった。しかし、選手権2位につけていたマーク・ウェバー(レッドブル)がレース序盤にピットインしたことを受け、ウェバーの前の順位を確保するためにアロンソもピットインした。だが、このピットストップによってウェバーとアロンソは大きく順位を落としてしまった。
ベッテルがポールポジションから優勝する中、アロンソは前を走るビタリー・ペトロフ(ルノー)を抜くことができず7位でゴールし、王座を逃すことに。結局、選手権3位で最終戦を迎えていたベッテルが逆転での王座獲得を果たすこととなった。
21日(日)にベッテルは故郷のヘッペンハイムに凱旋(がいせん)したが、『AFP通信』によると、アロンソから連絡はあったか質問されたベッテルは、次のように答えていたようだ。
「彼はまだ祝福してくれていないんだ」